1989-03-24 第114回国会 衆議院 地方行政委員会 第4号
国民のためということでやっているのでしょうけれども、しばしば公共事業を実施する過程において住民と施行側との正面衝突が起こるわけであります。今千葉県の中でも大変重要と言われている道路事業を実施するに当たって住民から強い反撃が、反撃というか反対があるわけでありますけれども、公共事業と国民とが正面からぶつかるということ、これは国民にとっても国にとっても大変不幸なことであります。
国民のためということでやっているのでしょうけれども、しばしば公共事業を実施する過程において住民と施行側との正面衝突が起こるわけであります。今千葉県の中でも大変重要と言われている道路事業を実施するに当たって住民から強い反撃が、反撃というか反対があるわけでありますけれども、公共事業と国民とが正面からぶつかるということ、これは国民にとっても国にとっても大変不幸なことであります。
この場合は非常に技術的に難しいのでそれが言い得ないしんどさ、苦しさというのが施行側にはあるわけですね。 地元側はそれと逆に、いつ砂を浜へ戻してもらえるのかわからぬという不安があるわけですね。これはやはり非常に大きな地元の苦しみですから、それと並行して、パラレルでやってもらえないかということを申し上げておるのです。
そこで最終的に今度は談合が始まるというような形態をとっているのが、いまの業界とそれから施行側の一般の常識じゃないかというふうに思いますね。
この場合における前に述べました憲法の條章との関係も顧慮して、今回の改正法案にありましては、区画整理の施行の結果、地区内の宅地價格の総額が施行側の宅地價格の総額に比して減少したときは、その減少した額について、土地所有者及び関係者に補償金に交付することといたしたのであります。